
AIツール個人開発2024-06
SlackをUIとした社内ナレッジQ&AボットAI
SlackナレッジQ&A
## SlackをUIとした社内ナレッジQ&AボットAI
### プロジェクト概要
SlackをUIとした社内ナレッジQ&AボットAIは、普段使い慣れたSlack上から社内のナレッジに即座にアクセスできるソリューションです。質問を投稿するだけで、社内ドキュメント、Wiki、過去のSlack履歴から関連情報を検索し、的確な回答を生成します。
### 背景と課題
社内のナレッジ共有・活用には以下の課題がありました。
**情報へのアクセス障壁**:社内Wikiや文書管理システムへのログインが面倒で、つい同僚に直接聞いてしまうケースが多くありました。
**回答の遅延**:社内の質問チャンネルに投稿しても、詳しい人が見つかるまで時間がかかり、業務が止まってしまうことがありました。
**ナレッジの属人化**:退職や異動により、特定の人しか知らなかった情報が失われるリスクがありました。
### ソリューションの詳細
**1. Slackネイティブ体験**
新しいツールを覚える必要はありません。普段使っているSlackのダイレクトメッセージやチャンネルで質問するだけで、ボットが回答します。
**2. マルチソース検索**
Notion、Confluence、Google Drive、社内Wiki、過去のSlackメッセージなど、複数の情報ソースを横断して検索します。情報の保存場所を意識する必要がありません。
**3. 文脈理解・対話継続**
「それについてもう少し詳しく」「別の例はある?」など、対話の流れを理解した回答が可能です。一問一答ではなく、深掘りした情報収集ができます。
**4. 回答の根拠表示**
回答には必ず出典(ドキュメントへのリンク)を付与します。信頼性を確認でき、詳細を知りたい場合は元の文書にすぐアクセスできます。
**5. 未回答の可視化**
ボットが回答できなかった質問をログ記録し、ナレッジのギャップを可視化します。FAQの追加や文書の更新を促し、ナレッジベースの継続的な改善に活用できます。
### 技術的特徴
Slack Bolt SDKを使用し、Slackとの安定した連携を実現しています。RAG技術により、質問に関連する文書チャンクを高速に検索し、LLMが適切な回答を生成します。
ハイブリッド検索(キーワード検索+ベクトル検索)を採用し、専門用語と自然言語の両方に対応しています。スレッドのコンテキストを考慮した回答生成により、自然な対話を実現しています。
### 導入効果
導入企業では、社内質問への回答時間が平均2時間から3分に短縮されました。「同じ質問が繰り返される」問題が解消され、詳しい人の負担が大幅に軽減されています。新入社員からは「気軽に聞けるので、立ち上がりが早くなった」という声が寄せられています。